顔の赤みが起きやすいフェイシャルの施術とは

肌の赤みを気にする女性

 

肌をよくするためにフェイシャルエステに行ったのに、施術後に肌が赤くなってしまった・・・

 

これ、けっこうよくあるケースです。ハンドマッサージやスチームなど血行を促す施術を受けた後、赤くなってしまうことがあるんですね。

 

ただ、基本的に心配はありません。

 

これは、今まで滞っていた血行が急激に良くなったことによる一時的な赤みや火照りで、数時間以内に自然に治まります。

 

いわゆる好転反応(身体が刺激に慣れるまでに起きるさまざまな反応)と呼ばれるもので、我慢できない痒みや痛みを伴わないのであれば心配しなくて大丈夫です。

 

同じくハンドマッサージによる赤みでも、マッサージの圧が強すぎたために内出血して赤くなることがあります。

 

私もポーラの顔エステで体験しましたが、ハンドマッサージの力はかなり強く、顎や頬骨が施術後もちょっと痛みが残るほどでした。

 

 

特にリンパを流すタイプの小顔マッサージで起こりやすく、全体ではなく部分的に生じることが特徴です。ほとんどの場合は数日以内に赤みは消えていきます。

 

 

明らかに薬剤や化粧品が理由の場合は注意

ただ、エステに使用した薬剤や化粧品が怪しい場合は注意が必要です。

 

ピーリング液、化粧水、美容液、クリームなどが自分の肌に対して刺激が強すぎた場合やアレルギーを起こした場合の赤みは慎重に様子を見た方が良いでしょう。

 

こうした薬剤などでの刺激は「慣れる」というような問題ではありません。

 

肌に合わないのなら、別のアイテムに変えてもらうようにしましょう。

 

通常、施術後数時間以内に発症し、痒みや痛みも同時に起きることが多く、腫れてしまう場合もあります。

 

フォトフェイシャル(光を使用するエステ)は、基本的に安全性の高いエステと言われていますが、肌深層まで届く光を使い、元々は医療用で使われていたように技術が必要な施術です。

 

出力を大きくし過ぎたり、同じところなど重なって何回も当てるなど、技術が未熟であった場合に赤みやヒリヒリ感が気になることあります。

 

こういう体質や肌質、症状の方が施術後の赤みを起こしやすい傾向が

アトピーで腕をかく女性

 

アトピーをお持ちの方や敏感肌の方は、さまざまなものが刺激になりがちです。

 

フェイシャルエステは直接顔に触れる施術が多いですし、それが刺激となって施術後の赤みやほてりなどのトラブルが起きる可能性もあります。

 

ベストなのは、施術前に医師に相談し了承を得ることですね。

 

また、普段はトラブルの少ない肌質の方でも月経中は敏感になっているので、できれば生理中を避けて施術を受けると良いですね。

 

目に見えない小さなキズから

乾燥肌の方は、乾燥して角質がめくれ、見えないくらいの小さな傷が肌表面に存在することがあります。

 

そこからピーリング液などが染みて炎症し、赤みを起こしやすい状態になっています。皮膚が薄い方は、血管が透けて見えやすいので、血行が良くなると赤みを帯びてしまう場合があります。

 

あと注意したいのが何といっても日焼け。

 

日焼け後はお肌は軽い火傷状態で炎症を起こしています。普段は問題のない化粧品やマッサージでも炎症を悪化させてしまう恐れがあるため、日焼けが落ち着くまで待った方が安全です。

 

また、フォトフェイシャルには施術者の技術が必要とお話しましたが、エステを受ける側が光線過敏症、光感受性を高める薬を服用している方であった場合にも赤みを引き起こすことがあります。

 

光線過敏症とは日光の光で赤みや水泡が現れる体質ですが、フォトフェイシャルの機械で使用される光には近赤外線と呼ばれる波長が含まれていて、これは日光にも含まれています。

 

もちろんフォトフェイシャルでは美肌に良い効果のある光のみを使用しているので日焼けをする心配はないですが、光に感受性の高い体質の場合には日光を浴びたときと同じ症状が出てしまうことがあります。

 

光感受性を高める薬には、鎮痛剤、花粉症の薬、風邪薬、湿布薬の一部など、身近な薬に含まれているのです。

 

薬の服用中は施術を控えるか、医師・薬剤師に相談してみましょう。

 

赤みが起きたら担当エステティシャンに相談するべき

ハンドマッサージ中、指圧が強すぎる、痛みを感じる場合には躊躇せずその場でエステティシャンに知らせましょう。

 

担当者と相談しながら自分のベストな圧力を調整していくのも大切なことですよ。

 

優良なエステサロンでは、このようなことがお客様に起きた場合、肌状態や体調、アレルギーなどをより細かく聞き、原因を知ろうと努力します。

 

サロンの負担で皮膚科の治療

そして、対応や皮膚科へ行くまでの応急処置を指示してくれるはずです。エステサロンで解決できない場合など状況によっては、サロン側が提携している皮膚科の紹介や後日治療費の負担などを行うこともあります。

 

この赤みの原因がエステによるものであれば、エステサロン側には最後まできちんと対応してもらう責任があります。

 

何が原因かわからないうちに先に皮膚科へ行ってしまったり、時間が空いてしまうと、例えその赤みがエステによるものだとしてもエステサロン側では原因が把握できないために補償されないケースがあります。

 

赤みが起きたら、まずは施術を受けたエステサロンに連絡を。ここの順番を間違えないようにしましょう。

 

症状が重い場合は皮膚科の受診も選択に

エステサロンへ連絡後、指示された対処法でも赤みが引かない場合、またはサロンから皮膚科への受診を勧められている場合は病院へ行きましょう。

 

皮膚科の受診がベストです。皮膚科ではステロイドなどの炎症止めや痒み止めの軟膏などを処方してもらえるでしょう。

 

「まずはエステサロンへ連絡」とお話しましたが、火傷したような赤みと痛み、呼吸が苦しい、舌がむくんでもつれる、急激に皮膚がむくむ、激しい痒みを伴う蕁麻疹などの症状が現れた場合、これは急性で重度のアレルギー症状です。

 

アレルギーの中でも急性で重篤なアナフィラキシーショックを起こすと命に関わる危険もありますので、緊急で医療機関を受診してください。

 

診察時、医師にはできる限り受けたエステの詳細な情報や自身のアレルギー既往歴などを伝ておきましょう。

 

自分でできる、赤みの応急処置的な対策は

水で顔を洗う女性

 

エステ後に塗られたクリームや化粧品などがまだ肌についている状態であれば、水で洗い流します。

 

このとき、クレンジング化粧品や洗顔料は使わず冷たい水で落とします。化粧品が落ちないようであれば、ベビーオイルなどの低刺激のものを使用しましょう。

 

まずは冷やすことが大切

そしてとにかく冷やします。氷水で絞ったタオルをあててこまめに取り換えるか、氷やアイスパックを布に包んで患部を冷やします。赤みは炎症が起きている証拠なので、絶対に温めたりせず、冷やすことが大切です。

 

赤みがあるうちはメイクはやめておきましょう。落ち着いてきたように見えても、少しの刺激で一気にぶり返してしまうことがあります。

 

赤みや痒みがひどい場合は、化粧水や乳液などのスキンケアコスメも控えた方が安全です。

 

病院に行くまでの間の保湿には、水で洗顔後に白色ワセリンを薄く伸ばして乾燥を防いで、帽子やマスクなどで日焼けを防ぎます。

 

白色ワセリンは刺激が少なく、肌の乾燥を防ぐことができます。

 

ですが、アトピー体質の方は白色ワセリンでかゆみが強くなることもある(ワセリンによる保護効果で熱がこもり、肌表面の体温があがるため)ので、何も塗らずに医師の判断を仰いだ方が良いでしょう。