肌がゴワゴワする・・・すべすべ肌を取り戻すためには?

肌がゴワゴワして悩む女性

 

あれ、何か肌がゴワゴワしてる・・・

 

肌のキメが粗くなって、透明感のないゴワゴワ肌は非常に気になるもの。

 

理想はスベスベもちもちの赤ちゃんのようなキメ細かい肌ですが、疲れや加齢、間違ったスキンケア方法などでお肌がゴワゴワするのは何が原因なのでしょうか。

 

ここでは、ゴワゴワ肌ができる原因や効果的な解決策について解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

【目次】
1 ターンオーバーとは肌が生まれ変わる代謝の周期
2 ゴワゴワ肌の対策はターンオーバー改善から
2-1 大きな原因として考えられるもの
2-2 ターンオーバーが遅くなっている場合は?
2-3 逆にターンオーバーが早くなっている場合は?
3 毛穴の汚れ・詰まりがゴワゴワの原因になることも
3-1 ゴワゴワした肌は有効成分がうまく浸透しない
4 ゴワゴワ肌の対策で有効なピーリング
4-1 「擦るタイプ」「溶かすタイプ」をうまく使い分ける
4-2 ピーリングする際に注意したいことは
5 ホームピーリングと美容クリニックでのピーリングは何が違う?
5-1 美容クリニックでのケミカルピーリングは効果も副作用のリスクも高い

 

ターンオーバーとは肌が生まれ変わる代謝の周期

お肌の皮膚は、外側の「表皮」から、「真皮」「皮下組織」と大きく分けて3層で出来ています。ターンオーバーとは、この一番上の「表皮」で行われている新陳代謝の事です。

 

個人差により肌代謝の周期は異なりますが、だいたい28日間〜60日程の周期で、肌が生まれ変わります。

 

表皮は0.2ミリ〜0.3ミリ程度の薄さで出来ており4層で成り立っています。一番外側から「角質層(かくしつそう)」「顆粒層(かりゅうそう」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層(きていそう)」といったように構成されています。

 

ターンオーバーの仕組みは、表皮からみて最も奥にある基底層で細胞分裂が行われ、そこで生まれた新しい細胞が、表皮まで上がっていく過程で分裂を重ね、肌にとって必要な働きを担いながら一番上の角質層に到着するサイクルを繰り返します。

 

そして、角質層に到着した細胞は、肌の表面で角質や垢となって剥がれ落ちます。この役割を終えた肌の老廃物こそが、ゴワゴワの原因となります。

 

ターンオーバーの周期が乱れ、肌表面に古い角質として残ったままなのかもしれません。この状態を「角質肥厚(かくしつひこう)」といいます。

 

角質肥厚の大きな原因は、ターンオーバーの遅れです。ターンオーバーが遅くなる事で、角質層に古い角質が滞留しやすくなります。

 

剥がれ落ちずに滞留した古い角質をどんどん溜める事で、ゴワゴワした肌に悩んでしまう原因になります。

 

ゴワゴワ肌の対策はターンオーバー改善から

食事をする女性

 

では、肌の新陳代謝であるターンオーバーが乱れてしまう原因はどういった事なのでしょうか?

 

ターンオーバーが乱れるといっても、周期が遅くなっている場合と早くなっている場合があるので、パターン別で原因をお伝えしていきます。

 

大きな原因として考えられるもの

食生活生活習慣が原因になっている事が大半です。

 

普段の食生活の中で、野菜やビタミン類が不足している場合は、肌や体を健やかに保つ為の栄養素が足りていない可能性があります。

 

他にも、油分の多い揚げ物やスナック菓子を食べる習慣のある方や、甘いものが好きでケーキやチョコレートなどを食べる事が多い人も要注意です。

 

糖分の摂り過ぎは糖化につながり、油分の多い食べ物は皮脂分泌を過剰にさせ、お肌のターンオーバーを乱れさせます。

 

また、質の良い睡眠が取れていなかったり、睡眠時間が慢性的に少ない場合、ターンオーバーが正しく行われていない可能性があります。

 

他にもストレスや飲酒、タバコの習慣で、自律神経やホルモンバランスを崩れさせてしまうと、おのずとターンオーバーの乱れの原因になります。

 

ターンオーバーが遅くなっている場合は?

ゴワゴワした肌や、ざらつきが気になる場合は、ターンオーバーが遅くなっている事が原因だと考えられます。

 

肌代謝は加齢とともに周期が長くなると言われています。理想的なターンオーバーの周期は約28日ですが、30代、40代と歳を重ねていくとそのサイクルも長くなっていきます。

 

20代で28日間だった肌代謝のサイクルも、30代では約40日40代では約55日と長くなるのです。生活習慣や体質などで個人差もありますが、平均してこれほどだと言われています。

 

また、ビタミンが欠乏してでターンオーバーが遅くなることも。肌の代謝の為に必要な栄養素はビタミンB類やビタミンAです。

 

これらのビタミンが不足している事で、新しい細胞が生まれなくなるので、ターンオーバーにとって必要な「細胞分裂を繰り返しながら、上に押し上げる」というサイクルが遅くなります。

 

逆にターンオーバーが早くなっている場合は?

肌が敏感になっていたり、乾燥しがちな方はターンオーバーが早くなっている可能性が高いといえます。

 

洗顔のし過ぎや、洗顔の際にゴシゴシと洗いすぎて、摩擦で肌に刺激を与えている可能性もあります。

 

また、肌の内部の保湿成分が蒸発してしまわないよう、「蓋」の役割を担っている皮脂膜を取り過ぎる行為は、ターンオーバーを無理に早めてしまいます。

 

ターンオーバーが早まると、外部からの刺激から肌を守ろうと、十分に成熟していない細胞を上に押し上げます。そうすると、肌の表皮が無防備な状態になり、乾燥しやすい敏感な肌になってしまいます。

 

毛穴の汚れ・詰まりがゴワゴワの原因になることも

毛穴の汚れを気にする女性

 

皮膚の表面が硬くゴワゴワとしていて、目に見えて毛穴が詰まっている場合や黒ずんでいる場合は「角栓」がゴワゴワ肌の原因になっている場合もあります。

 

皮脂がいつもより多く分泌されていたり、油分を多く含むリキッドファンデーションやBBクリームなどを日常的に使っている場合、皮脂汚れやメイクの汚れを落としきれず、それらが酸化したものが毛穴に詰まってしまい「角栓」となります。

 

これらの角栓は本来、ターンオーバーによって垢として自然に剥がれ落ちるはずなのですが、ターンオーバーの乱れによって溜まり続けると、どんどん大きくなっていきます。

 

それにより、肌のザラザラやゴワゴワ肌や黒ずみを作ってしまいます。

 

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ゴワゴワした肌は有効成分がうまく浸透しない

「角質肥厚(かくしつひこう)」や、古い角質が溜まっている状態、角栓が詰まった状態では、どんなに高い化粧水や美容液を使用しても、肌の内部にきちんと浸透していない可能性があります。

 

プラセンタなどの美白有効成分、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分や、保水性分であるセラミドなどが含まれた化粧水を使用していても、受け入れる側の肌状態が悪いと、化粧水などに含まれている成分の浸透を防いでしまいます。

 

特に肌がゴワゴワした硬い状態で、古い角質が溜まっていると、それらが有効成分の浸透の邪魔をします。

 

どんなに高性能な成分を含む化粧水でも、有効成分が多く配合されていても、意味がなくなってしまうのです。化粧水や美容液の成分をしっかり浸透させる為には、古い角質を除去して、肌を柔らかくしてあげる必要があります。

 

ゴワゴワ肌の対策で有効なピーリング

フェイシャルの施術を受ける女性

 

ゴワゴワ肌や、溜まってしまった古い角質や角栓を取り除くためには、ピーリングが有効的です。

 

ピーリングとは「皮をむく・はぎ取る」などの意味で、古い角質を取り除いて、ターンオーバーを正常な状態に導いてくれる美容方法です。

 

市販されているピーリング商品で、自宅でピーリングを行う方法と、皮膚科や美容クリニックなどで行うピーリングがあり、現在市販されているピーリングの種類は多岐にわたります。

 

  • スクラブ洗顔
  • ゴマージュ洗顔
  • 擦ってポロポロ剥がすジェル
  • AHAなどのフルーツ酸が含まれたジェル・洗顔
  • 酵素パウダー

 

それぞれの商品の名称に違いがありますが、スクラブ洗顔とゴマージュは植物などの粒子などで肌を擦って、物理的に古い角質を除去するタイプのものなので、原材料の違いがあるだけで、ほぼ同じものだと言えます。

 

ジェルを擦って角質をポロポロとカスのようにして除去するものも、スクラブやゴマージュと同じで「擦って古い角質を剥がす」タイプのものです。

 

それとは別で、フルーツ酸であるAHAが配合されたジェルや、酵素パウダーは、擦って剥がすのではなく「溶かす、分解する」といった方法で古い角質を除去してくれるタイプのものです。

 

このように、市販されているピーリング商品を大きく分類すると「擦るタイプ」と「溶かすタイプ」の2つに分かれます。

 

「擦るタイプ」「溶かすタイプ」をうまく使い分ける

スクラブタイプのものやゴマージュ、ピーリングジェルなど、擦ることによって古い角質を剥がすものは、摩擦による肌へのダメージも避けられないのも事実です。

 

肌のゴワゴワ状態やくすみがひどい時に利用すること、皮膚が薄く敏感な目元や口元はなるべく避けて、ゴワゴワがひどい部分にのみ使用する事をおすすめします。

 

フルーツ酸が配合された溶かすタイプのものは古い角質層を溶かしてくれますし、酵素パウダーなどは、肌の古い角質にだけ反応して分解する、といった作用を持つので擦るタイプのものよりも物理的な肌へのダメージは少ないといえます。

 

刺激が少ないので敏感肌の方でも、比較的安心して使用する事が出来ます。

 

ピーリングする際に注意したいことは

古い角質を剥がしてくれるピーリングは普段の洗顔とは違い、くすみやゴワゴワなどの不快な症状を一掃してくれる事が嬉しい点ですが、使い方を間違えると、赤みやかゆみなどの副作用にもつながりかねません。

 

ピーリングの頻度とタイミングには注意

ゴワゴワやざらつき、くすみを取り除いてくれる美容法ピーリングですが、毎日行うと肌への負担も大きくなります。週に1〜2回の頻度で行うのがベストです。さらに、ピーリング後は、古い角質が取り除かれる事で紫外線を吸収しやすくなりますので、朝・日中よりも、夜間や眠る前の使用がおすすめです。

 

刺激があるので、気になる部分だけピーリングを

擦るタイプであっても、溶かすタイプであっても、大なり小なり肌への刺激はあります。目や口周りの皮膚が薄い場所は角質が溜まりにくいので、避けて使う方がベストです。

 

ピーリング後の保湿やお手入れはいつもより丁寧に

ピーリングを行うと、古い角質が除去された事でいつもより肌が乾燥します。ゴワゴワしている時よりも化粧水が浸透しやすくなっているので、いつもより念入り・丁寧に化粧水で保湿し、美容クリームなどで保護して下さい。

 

ホームピーリングと美容クリニックでのピーリングは何が違う?

クリニックのパウダースペース

 

自宅で気軽に行う事が出来る「ホームピーリング」は、市販されているピーリング剤で行うものです。

 

頑固なゴワゴワやくすみを早く取り除く事を望む場合は、美容クリニックでのピーリングは即効性もあり、早く改善する事ができるといえます。

 

美容皮膚科や美容クリニックで受けられるピーリングの最大の特徴は、効果の高いものを医師の診断の上で受けられる事です。

 

美容クリニックによって受ける事ができるピーリングの種類はさまざまですが、主に酸性の薬剤を使いピーリングを行う「ケミカルピーリング」が主流です。

 

市販されているピーリング商品と同じで、フルーツ酸などの酸性のものを使って古い角質を溶かしていく方法です。市販されているものとの大きな違いは、グリコール酸やサリチル酸などの、ピーリング効果が強い薬剤を使用してくれるところです。

 

効果も高いので、価格も比例して高くなり、1回あたり5,000円〜10,000円くらいの価格が相場となっています。

 

さらに、美容クリニックによってはピーリング後にイオン導入を受けられるので、単に化粧水や美容液でケアするのと違い、肌の深部まで有効成分を浸透させる事ができます。

 

 

美容クリニックでのケミカルピーリングは効果も副作用のリスクも高い

美容クリニックで使用されているピーリング薬剤は、薬剤の濃度が濃い為、ゴワゴワ肌に大きな改善を期待出来ますが、副作用のリスクも少なくありません。

 

効果が高い分、刺激も強いので、赤みなどの肌トラブルにつながる人も多いといいます。

 

また、ピーリングは美容皮膚科だけでなく、自宅ですることもできます。手軽にお試しできる「ホームピーリング」ですが、人気がある商品をいくつかお伝えします。

 

ロゼットゴマージュ

美容総合口コミサイトのアットコスメでも評価が高く、サイト内の2014年・2015年の2年連続「ベスト角質ケア」で1位に輝く優秀アイテムです。
フルーツ酸(AHA)配合で古い角質をポロポロ落としてくれるジェルタイプのものです。

 

オルビスアクアピーリングジェル

北海道で採取した海洋深層水を配合した水ベースのピーリングジェル。低刺激なマイルド処方で、無香料、無着色なので敏感肌の方でも安心して使用できるものです。

 

スイサイビューティクリアパウダーウォッシュ

アットコスメ内の「2014年ベスト洗顔料」第1位になった事もある酵素パウダー。ピーリングジェルとは違って、古い角質を分解して取り除いてくれる作用を持ちます。毛穴の黒ずみ汚れなどもきれいに取り除いてくれます。

 

色がくすんでゴワゴワした手触りの肌は、古い角質が溜まっている可能性が高いです。

 

ピーリングを試した事がない人や、長らくビーリングを行っていない人は、低刺激なものからお試ししてみる事をおすすめします。

 

顔だけでなく、肘や膝にも有効的なピーリングなど、自分の肌の状態やタイプを正しく見極めて赤ちゃんのようなすべすべ柔肌を目指しましょう。