コラーゲンが減ると頬がたるむ・・・じゃあどうやって増やしたらいいの?

ぷっくり頬の女性

 

頬のたるみは長い年月をかけて少しずつ進行しています。5年後、10年後もたるみなく輝くお肌でいたいですよね。

 

頬のたるみの大きな原因のひとつとして、コラーゲンの不足が挙げられます。

 

コラーゲンの量は20歳から25歳でピークを迎えると、その後は年齢が上がるにつれて減少します。何も対策をしていないと、40歳で約1/2、60歳では約1/3ほどに減少することがわかっています。

 

皮膚の入れ替わりであるターンオーバーは表皮で行われていて、コラーゲンの存在する真皮では行われていません。

 

お肌表面の角質細胞は約28日周期で入れ変わりますが、コラーゲンは細胞ではないので死んでターンオーバーするということはなく、体内でゆっくり合成されて古くなったら少しずつ分解されます。

 

全てが新しく入れ替わるには、なんと2年から6年かかると言われています!

 

加齢で合成のスピードが落ちてきたところに紫外線やストレスでコラーゲンの破壊が起きると、合成が追い付かなくなってしまいます。

 

すると、コラーゲンの不足や、古いコラーゲンのため質が低下し、お肌の土台が崩れてたるみという形で現れます。

 

コラーゲンと上手く付き合って重力なんかに負けないお肌を手に入れましょう。

 

 

「肌の維持」に欠かせないコラーゲンの役割とは

ハリがあってぷるんと弾力のあるお肌のカギはコラーゲン。簡単に言えば、質の良いコラーゲンがたっぷりあればたるみを解消できるということです。

 

そもそもコラーゲンとは何者なのでしょうか?

 

コラーゲンは人間を含め動物の真皮、腱、靭帯、骨、軟骨、血管、腸、肺、眼球など全身のあらゆる組織に存在するたんぱく質のひとつです。

 

細胞と細胞を繋げたり、その部分に弾力を持たせて強度を高めたり、スムーズに動かせるようにしたりと、体に無くてはならない重要な働きをしています。

 

体内にあるたんぱく質の30%はコラーゲンです。筋肉も髪も爪もたんぱく質ですから、その中の3割というのはかなり大きな割合を占めていますよね。

 

お肌は、表面から表皮、真皮、皮下組織、筋肉と層になっていますが、コラーゲンがいるのは真皮の層です。

 

コラーゲンは真皮の層で網目状のネットになっていて、ぬいぐるみの中の綿のように皮膚にふっくらと弾力を与え、お肌を形良く支えています。

 

また、真皮から表皮へ栄養を送ったり、お肌に水分をキープしたり、お肌のバリア機能を正常に保ったりと、まさに美肌のために働くたんぱく質なのです。

 

コラーゲンとエラスチンの切っても切れない関係とは

真皮の主役コラーゲンですが、その活躍はエラスチンという相棒あっての成果です。エラスチンはコラーゲン線維を補強してその強度を高めたり、安定させたりする働きがあります。

 

真皮の層で、コラーゲンの線維は複数が撚り集まってできていて、数が多いほど強靭な線維になります。

 

さらにその線維が網状に編まれたようになることで、伸び伸びと伸縮性や弾性に富んだコラーゲンの網目ができあがります。

 

エラスチンも線維状のたんぱく質で、コラーゲンの線維と線維を巻き付くようにしっかり繋ぎ止めて、コラーゲンのネットを作っています。エラスチン自体にも弾性があるので、コラーゲンの柔軟な動きもぬかりなくサポートすることができます。

 

たるみがなくキュッと上がったお肌にはコラーゲンとエラスチンの両方が必要だったんですね。

 

コラーゲンをたくさん含む食品とは

コラーゲンは分子量が大きいので表皮からコラーゲンのいる真皮まで届きにくくなっています。皮膚から取り入れるだけでなく、食品として体内からも補ってあげましょう。

 

先ほど、コラーゲンはさまざまな動物の体に存在するとお話しましたね。主に肉や魚介類に含まれています。

 

コラーゲンを多く含む肉類には次のような食品があります。

 

●鶏の軟骨、手羽先、砂肝、鶏モモ肉、豚白モツ、豚こま肉、牛スジ、牛タン、スペアリブ など
焼き鳥や焼き肉屋さんのメニューを見ているようなレパートリーですね。特に、鶏はさまざまな部分でコラーゲンをたっぷり含んでいます。鶏モモ肉は低カロリー高たんぱく質の食品なので日常の中に取り入れやすいですね。実は、市販の鶏ガラスープの素にもコラーゲンは含まれているのです。買い物に行けなかった日は、即席中華スープでコラーゲン補給もOKです!

 

魚介類では、次のような食品があります。

 

●フカヒレ、ウナギ、鮭、秋刀魚、アジ、鯖、しらす、イカ、エビ、カキ、アサリ など
フカヒレやウナギは日々のメニューに取り入れるのは難しいですが、それ以外はお刺身や焼き魚、ムニエル、シーフードの炒め物などで日常的に食べることができそうな食品ですよね!魚からコラーゲンを摂取するときは、皮も一緒に食べることがポイントですよ。皮と身の間にコラーゲンが隠れています。

 

そして、アミノ酸がコラーゲンに変化するためにはビタミンCと鉄分が必須!

 

肉や魚などと一緒に、レモン、ピーマン、ほうれん草、パセリなどを添えて、飲み物は緑茶にすると必要な栄養素をまとめて摂ることができますよ。

 

また、コラーゲンと一口に言っても、人間の体の中には19種類の型があります。線維状のもの、そうでないもの、線維状でも網目状だったり撚糸状だったりと、型によって形や働きに違いがあります。

 

お肌に存在するのはT、U、V型コラーゲンです。サプリメントからコラーゲンを摂るときには型をチェックしてくださいね。

 

化粧品に入っている、コラーゲンを増やす成分とは主にどんなものがある?

コラーゲン自体は分子量が大きいので、お肌に塗って取り入れるということが難しい成分です。

 

でも、私達のお肌にはコラーゲンを生み出す能力があるので、この力を伸ばしてあげればコラーゲンを増やすことが可能です!

 

コラーゲンは、真皮の中にいる線維芽細胞が作っています。この線維芽細胞を活性化して働きを良くするような成分やコラーゲンの材料になる成分を含む化粧品を使ってみましょう。

 

プラセンタ

プラセンタには線維芽細胞増殖因子(FGF)が含まれています。FGFは名前の通り線維芽細胞を活性化させて新陳代謝を促し、細胞の増殖や成長を促進させる優秀な因子です。

 

レチノール(ビタミンA)

レチノールは線維芽細胞を活性化してコラーゲンの生成を促します。それ自身では不安定な成分なので、化粧品にするときは誘導体の形にしています。効果が高い反面、敏感なお肌には刺激が強いこともあるので様子を見ながら使うと良いでしょう。

 

ビタミンC誘導体

コラーゲンの材料はビタミンCです。ビタミンCは水に溶けやすく酸化しやすいので、化粧品から取り入れることが難しい成分ですが、ビタミンC誘導体はビタミンCを安定化させて、お肌に吸収しやすい状態にしています。

 

ナイアシン(ビタミンB13)

ナイアシンは線維芽細胞の活性化を助けるビタミンです。ビタミンC誘導体やレチノールに比べて低刺激なので、初めてこのような化粧品を試す方はナイアシン配合のものから使用してしると良いかもしれませんね。