お茶に秘められた美肌効果に迫ってみました

日本茶の茶葉

 

お茶の歴史は古く、5000年前に中国から始まって、日本では1200年ほど前から愛され続けています。

 

お茶が広まった当初は、解毒効果があることから医薬品として使用されていましたが、現在の研究ではさまざまな種類のお茶に美容効果も期待できることがわかっています。

 

水分補給のために毎日何気なく飲んでいたお茶には、実は美肌のための栄養がいっぱい含まれているのです!

 

本日はその中でも特に美容に効果が高いお茶を厳選してご紹介します。

 

 

お茶に含まれる美肌の代表的な成分は?

お茶を飲む女性

 

お茶の種類によって美肌に効果のある成分やバランスは違いますが、共通しているのはビタミンCが豊富であることです。

 

お茶は、不安定な成分であるビタミンCを効率良く摂取できる飲み物なんです。

 

ビタミンCは抗酸化作用を持つので、紫外線を浴びた後に体内に生じる活性酸素を分解し、光による肌の老化を防ぎます。

 

メラニンの生成も抑え、シミやそばかすを防ぎます。さらに、コラーゲンの生成を促進する効果もあり、まさに美容のためのビタミンと言えます。

 

また、コーヒー、緑茶、紅茶、ウーロン茶などには美容成分として注目されているポリフェノールが含まれています。

 

ポリフェノールは植物が自身を守るために作り出す成分で、その種類は8000種類以上もあります。

 

一度は聞いたことがあるアントシアニンやフラボノイド、イソフラボン、カテキンなどもポリフェノールの一種です。ポリフェノールは実は身近な食べ物で摂取できるので積極的に取り入れていきたいですね。

 

紫外線から自身を守ることができる成分なので日光を受けやすい葉の部分に多く含まれており、お茶はポリフェノールを多く取り入れることができる飲み物です。

 

ポリフェノールの一番の美容作用というと抗酸化作用です。

 

ホルモンのバランスを整える効果もあり、女性ホルモンの分泌はしっとりキメの細かい美肌のカギです。

 

美肌にはこのお茶!【ルイボスティー】

美肌効果のあるルイボスティー

 

美肌にいいお茶といえばルイボスティーですね。

 

南アフリカの赤いお茶、ルイボスティーはアスパラサス・リアネスという植物から作られ、南アフリカ先住民族の間では不老長寿の薬として大事にされてきました。

 

ルイボスティーは品質や淹れ方によって味に差が出やすいお茶です。

 

初めて挑戦するのなら、グレードの高いものを選ぶとクセが少なく美味しくいただけます。苦味が少ない紅茶、または麦茶に近いような味わいで、ふわりと甘い香りがします。

 

カフェインゼロなので、妊婦さんや子供も楽しめるお茶です。

 

ルイボスティーは高いアンチエイジング効果が海外セレブの間で話題となりやがて世界的に有名になりました。

 

アンチエイジング効果の秘密はSOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)様酵素が含まれているからなんです。

 

紫外線を浴びたり、ストレスを受けると体の中で活性酸素が発生します。この活性酸素が体を酸化させることで、お肌の細胞は老化し、新陳代謝も低下してしまいます。

 

SOD様酵素はこの活性酸素を抑えることで、細胞の老化を防ぎ、新陳代謝を促して若々しいお肌を保ちます。

 

体の中でも作られているのですが、年齢とともにその生産量は減少していくため、外から取り入れる必要があります。

 

ホットでもアイスでも美味しく飲めるルイボスティーなら手軽にSOD様酵素を補給できますね。

 

ルイボスティーはナトリウム、カルシウム、鉄、カリウム、亜鉛、マグネシウムなどの豊富なミネラルと、数種類のポリフェノールをバランスよく含みます。

 

亜鉛、カルシウム、マグネシウム、ポリフェノールは女性ホルモンのバランスを整えるのに大事な成分です。月経サイクルでお肌の調子が変わるように、女性ホルモンのバランスは美肌にとって切り離せない関係です。

 

ルイボスティーは女性ホルモンの分泌を促し、しっとり潤ったお肌に整えてくれます。

 

美肌にはこのお茶!【ローズヒップティー】

ビタミンCを多く含むローズヒップティー

 

ローズヒップティーはその名の通り、バラが咲き終えた後に収穫できる真っ赤な実です。

 

爽やかな酸味の中にほんのりと甘みもあり、見た目にも華やかな赤いお茶です。ノンカフェインなので妊婦さんも安心して飲むことができます。

 

世界一ビタミンCを含む植物と言われており、そのビタミンC含有量はなんとレモンの20倍。

 

ビタミンCに限らず、ローズヒップティーにはビタミンA、ビタミンB群、ビタミンEなど美肌に必要な栄養の宝庫なのです。

 

ビタミンCと聞いて「熱で壊れやすい成分だからお茶にしたら効果が薄れてしまうのでは?」と思った方もいるはず。ローズヒップに含まれるビタミンCは20%のバイオフラボノイドを含んでいます。

 

このバイオフラボノイドを多く含んだビタミンCは熱で壊れにくく、酸化しにくい性質を持ちます。そのため、ローズヒップをお茶にしてもその豊富なビタミンCはしっかりと体に吸収されます。

 

さらに、トマトで有名なリコピンも含まれており、リコピン、ビタミンC、ビタミンEがタッグを組むことでより強力な抗酸化作用を発揮します。

 

活性酸素を消去する抗酸化作用により、シミやそばかすを防ぎ、光による老化を抑制するため、アンチエイジング効果が期待できます。

 

多くのビタミンを吸収できるので、免疫力をアップさせ、環境の変化やストレスでゆらがない肌を作ります。

 

またローズヒップティーには水溶性の食物繊維もたっぷり含まれているので、美肌の大敵といわれる便秘を解消する効果も。

 

ローズヒップに含まれるポリフェノールの一種、ティリロサイドには中性脂肪を燃焼させる効果があり、引き締まったボディと小顔に近づけてくれます。

 

ローズヒップティーで美容体質を目指しましょう!

 

美肌にはこのお茶!【どくだみ茶】

身体にいいどくだみ茶

 

生命力の強いどくだみから精製されるどくだみ茶。

 

東洋医学の世界では十薬と呼ばれ、漢方としても親しまれています。どくだみの独特な香りを嗅いだことがある方も多いと思います。

 

焙煎過程でマイルドになり、わずかに独特な香りはありますが、優しい甘みのある飲みやすい味です。

 

香りが苦手な方は、他のお茶とのブレンドタイプを選ぶか、自分で半々にミックスするのがおすすめ。

 

ほうじ茶や玄米茶など日本のお茶と相性が良いです。こちらもノンカフェインなので、就寝前に飲んでも大丈夫ですよ。

 

独特の香りと少しクセのある味は万人受けしにくいお茶ですが、温かいよりも冷やしたほうが幾分か飲みやすくなります。いろいろ工夫して自分だけの美味しい飲み方を探してみるのも楽しいですね。

 

どくだみ茶の特徴は高いデトックス効果です。

 

流れが良い川は水がキラキラと澄んでいますが、流れが滞った川は水が濁って底が見えませんよね。体の循環も川の流れと同じです。

 

疲労やストレス、偏った食事などで血液やリンパの流れが滞ってしまうと、体の中では不要なものを排出できずに淀んでいきます。それはお肌にも影響し、くすみやむくみ、ニキビなどで現れます。

 

どくだみ茶に含まれるクセルシトリンという成分には高い利尿作用があり、尿と一緒に毒素を排出させます。

 

さらに便を軟らかくする効果もあるので、お腹に優しい効き目で便秘を改善できます。

 

どくだみ茶にはカリウムも豊富に含まれており、カリウムは体の水分バランスを正常に保つ働きがあるので、クセルシトリンと共にむくみを解消します。

 

巡りの良い体では、お肌も澄んだ川のように透明感があり、すっきり引き締まった美肌を手に入れることができます。

 

どくだみ茶には抗糖化作用という効果があり、この作用でアンチエイジングが期待できます。

 

糖分の取り過ぎや運動不足などが原因で、使い切れなかった糖分が体の中にあるたんぱく質と結びつき、変性・劣化することを糖化と呼びます。

 

お肌の弾力の元であるコラーゲン繊維やエラスチン繊維もたんぱく質ですので、糖化が起きてしまうとこれらの繊維が破壊されてしまいシワやたるみを引き起こします。

 

どくだみ茶に含まれるポリフェノールの一種、フラボノイドが糖化作用を引き起こす原因物質を作らせないため、ハリのあるお肌をキープすることができます。

 

どくだみ茶は美肌にとても効果が期待できるお茶ですね。

 

他にもいろいろ!美肌に役立つお茶

イチゴのフルーツティー

 

上記以外のお茶も美肌にいいお茶はまだまだたくさんあります。

 

お気に入りのお茶を見つけて毎日飲む習慣をつけると美肌効果が期待できます。

 

緑茶

日本ではお馴染みの緑茶にはカテキンが多く含まれていることは有名ですね。カテキンもポリフェノールの一種です。

 

カテキン自身も抗酸化作用の高い成分ですが、さらにはビタミンCの分解を防ぐことができるため、ビタミンCとカテキンのタッグで強力な抗酸化作用を生み出し、シミの元となるメラニンを撃退します。

 

カテキンは80度以上の高温で溶け出しやすいとされています。

 

はとむぎ茶

美肌を作る元となるたんぱく質や豊富なミネラルを含んでいます。

 

ミネラル類が体の循環を良くし、新陳代謝を活性化します。 お肌のターンオーバーが整うことによって、美白効果やシミそばかすの改善が期待できます。

 

ただ即効性はないので毎日続けて飲むことが大切になります。

 

1日3回に分け、1日当たり15〜30gを目安に摂取すると効果的です。

 

フルーツティー

甘く豊かな香りで贅沢な気持ちになれるフルーツティ。

 

お茶にすることでフルーツのビタミンとミネラルを生で食べるよりも手軽に多く取り入れることができます。色の濃いフルーツを選ぶとポリフェノールも同時に摂取できます。

 

中でも、美白効果のあるイチゴやレモン、肝機能を向上させるブルーベリー、カテキンを含むリンゴがおすすめのフルーツです。

 

フルーツティだけで楽しむほか、ハーブティーとブレンドしても美味しく飲むことができます。ブレンドすることでハーブならではの嬉しい効果も期待できますね。

 

また紅茶や緑茶とのブレンドもあるのでハーブティーが苦手な人にはおすすめです。

 

コーヒー

何かを抽出して飲む範疇でいえば、コーヒーもお茶の一種といえますね。コーヒーはお茶の中で最も多くポリフェノールを含んでいます。

 

100gあたりのポリフェノール含有量は、緑茶115g、紅茶96gに対し、コーヒーでは200g。これは赤ワインのポリフェノール含有に匹敵します。

 

挽きたてのコーヒーほど多くのポリフェノールを含みます。ただし、カフェインも他のお茶類より比較的多く含まれているので、1日1〜2杯を目安に飲むと良いでしょう。

 

インスタントコーヒーよりドリップコーヒーの方がポリフェノールが豊富に含まれています。

 

ただし熱に弱いので熱湯ではなく少し冷ました80度くらいのお湯で淹れるのがおすすめです。

 

まとめ

健康にいいお茶は、美肌にもとっても有効な働きをしてくれます。

 

代表的なのはビタミンCの抗酸化作用や、8000種類以上のポリフェノールなどですね。

 

お茶の中でも、ローズヒップティー、ルイボスティー、どくだみ茶は美肌に欠かせないといってもいい存在です。

 

どれも手軽に買えるものですし、毎日コツコツお茶を飲んで身体の中からキレイを作っていきましょう!